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初期局面
先手四間飛車の全手順
上の盤面で1手ずつ進めながら読める解説を、ここに全文まとめて掲載しています。
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—初期局面四間飛車の基本手順(7手)を学びます。
✅ 強み:相手の作戦に左右されにくく、既知の形に誘導しやすい。美濃囲いとの相性が良い。
❌ 弱み:後手の作戦の幅が広いこと。居飛車穴熊に組まれると玉の堅さで見劣りし、△7三銀からの棒銀など急戦にも正確な受けが必要です。
💡 使いどき:相手の戦法に関係なく、覚えた形に持ち込んで手堅く戦いたいとき。 -
1▲7六歩定番の初手。7筋の歩を一つ進め、角の斜めライン(筋)を開きます。ほぼすべての戦法の出発点で、プロの実戦でも約70%がこの一手から始まります。由来将棋の格言「初手7六歩」。どの戦法にも発展できる汎用性の高い一手で、相手の出方を見ながら作戦を選べます。
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2△3四歩後手も角道を開ける標準的な3四歩で応答。△3四歩と角道を開けたので、飛車先を伸ばし、飛車の活用を目指します。
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3▲6八飛これが四間飛車の決定的な一手。飛車を6筋(四間)へ移動させます。「四間飛車」の名前は、盤の端(9筋)から数えて4間目の6筋に飛車を置くことから付けられました。居飛車(飛車を動かさない)と区別して「振り飛車」とも呼ばれます。由来「四間(しけん)」は盤の端から数えた飛車の位置(間)を意味します。飛車が6筋に鎮座する美しい形が、江戸時代から棋士たちに愛され続けています。
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4△8四歩△3四歩と角道を開けたので、飛車先を伸ばし、飛車の活用を目指します。
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5▲6六歩角道を止めて、相手の角の動きを遮断することで手堅く駒組をします。▲6六歩を省略していきなり▲7七角と上がると、△同角成と乱戦にする変化があるため指す人は少ないです。
藤井システムを目指す方向けの重要な一手。 -
6△8五歩飛車先をさらに伸ばして、先手陣への攻めを見せます。角は△3四歩とすると一手で動ける場所(利き)が増えますが、飛車は縦横に動く駒なので、二手かけて利きを増やします。
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7▲7七角角を7七に上げて2つの役割を果たします。①△8五歩に対応し、△8六歩と速攻されるのを防ぐ守り ②四間飛車の飛車と角が連携できる形を作る攻め。この一手で先手の陣形が整います。
四間飛車の基本形(▲7七角まで)。ここまでが四間飛車の基本手順です。
この続きには発展形として藤井システムがあります。▲7七角の後、後手の△6二銀から藤井システム特有の駒組みに進みます。後手の穴熊対策として、四間飛車をさらに高度に活用する指し方です。由来角を7七に置く形は「四間飛車の顔」とも言われます。飛車と角が斜めに連動し、後手陣に圧力をかけます。
先手四間飛車とは
「四間飛車」の名前は、飛車の位置から付けられました。将棋盤では盤の端(9筋)から数えて4間目の筋を「四間(しけん)」と呼びます。この6筋(6八の位置)に飛車を振ることが最大の特徴で、そのまま戦法名になりました。
由来と歴史
現存する最古級の棋譜(1607年)にも四間飛車の形が現れるなど、江戸時代から記録に残る歴史ある戦法です。近代では大山康晴十五世名人が美濃囲いとの組み合わせで四間飛車を好んで指し、通算1433勝781敗(勝率.647)という成績を残しました。現在も幅広い層に親しまれている戦法の一つです。
📚 参考文献
・Wikipedia「四間飛車」(2026年8月23日参照)
・Wikipedia「大山康晴」(2026年8月23日参照)
先手四間飛車の復習モード
基本手順の通りに駒を動かしてみましょう。駒をタップ(クリック)して選び、移動先をタップしてください。
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