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初期局面
筋違い角の全手順
上の盤面で1手ずつ進めながら読める解説を、ここに全文まとめて掲載しています。
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—第0手筋違い角の基本手順(5手)を学びます。角換わり後に通常とは異なる筋(奇数マスの位置)に角を打つ奇襲戦法です。
✅ 強み:相手が対策を知らないと序盤で大きくリードできる。▲4五角から▲3四角と回って1歩得する手順が明快。
❌ 弱み:打った角の活用が難しく手損も生じやすい。△6二銀→△3二金と正確に受けられると1歩しか取れません。
💡 使いどき:相手が定跡を知らない初中級者戦で、奇襲で主導権を取りたいとき。 -
1▲7六歩初手▲7六歩で角道を開けます。角換わりへの第一歩です。筋違い角は角換わりを経由して成立するため、まず角道を開けることが必須です。
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2△3四歩後手も△3四歩で角道を開けます。先手はここから▲2二角成と角を打ち込んで、一方的に角換わりを強制します(一手損角換わり型)。
なお、後手が2手目に△8四歩と指してきた場合は、▲2六歩などを経由した旧来型の角換わり形に誘導することになります。 -
3▲2二角成先手が角を2二に成って角換わりを強制します。後手が銀や金で取ると、先手の持ち駒に角が入ります。
この角を「筋違い」の位置に打つことが次の狙いです。先手の持ち駒に角が入りました。 -
4△同 銀後手が銀で取ります。角換わり成立。双方に角が入りました。
通常の角換わりでは△2二同銀の後▲7八金と指して後手の角打ちを防ぎながら自陣を整備するのが定跡です。しかし筋違い角では▲7八金を省いてすぐ▲4五角と打ちに行くのが特徴です。 -
5▲4五角筋違い角の決め手。持ち駒の角を4五という「筋違い」の位置に打ちます。
この角は同時に2つを狙っています:
① ▲3四角で3四の歩を取って1歩得
② 後手の飛車・桂馬への圧力
相手が対策を知らないと、この1手で大きくペースを握れます。筋違い角の基本形完成。由来「筋違い」の名前の由来:角の初期配置(8八)から移動できるのは「符号の合計が偶数」のマスだけ。4五は4+5=9(奇数)なので通常は移動不可。持ち駒から打つことで「筋違い」の位置に置ける。
筋違い角とは
角換わり後に通常の角の利き筋とは異なる「筋違い」の位置(奇数マス)に角を打つ奇襲戦法。▲4五角→▲3四角で1歩得しながら相手の陣形を乱すことを狙います。
この戦法の長所は次のとおりです。
- 相手が対策を知らないと序盤で大きくリードできる(奇襲性が高い)
- ▲4五角から▲3四角と回って1歩得する手順が明快
- 後手が角交換に応じてくれれば確実に形を作れる
一方で、次のような注意点があります。
- 打った角の活用が難しい(位置が悪く攻めに使いにくい)
- 手損が生じやすい(先手番の優位が小さくなる)
- 後手が△6二銀→△3二金と正確に対応すると、角は1歩しか取れず活用も難しくなる
- 対策を知っている相手には通用しにくく、プロの対局ではほぼ使われない
💡 まとめ:相手が定跡を知らない初中級者戦で有効な奇襲戦法。覚えた手順を素直に指すだけで攻勢に立てる反面、長期戦になると角が遊びやすく難しい戦法でもあります。
筋違い角の復習モード
基本手順の通りに駒を動かしてみましょう。駒をタップ(クリック)して選び、移動先をタップしてください。
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